HOUSE OF FINN JUHL HAKUBAについて

家具メーカーがオープンした空間を楽しむホテル

HOUSE OF FINN JUHL HAKUBAは2016年12月にフィンユールの家具を製造するデンマークの家具メーカーOnecollection(ワンコレクション)/ House of Finn Juhl(ハウスオブフィンユール)が、日本でも有数のスキー・山岳リゾート地の白馬村の森の中に日本にいながらデンマークを感じられる宿としてオープンしました。
このホテルは家具メーカーが家具を体験しながら滞在して頂ける場所として作り上げた世界でも他に類を見ないホテルです。
室内は全てフィン・ユールのデザインした家具で統一されデンマークの森を感じさせる周囲の環境と共に他ではできない特別な体験ができる場所になっています。

日本にデンマークの家具メーカーがホテルをオープンするまでのストーリー

ワンコレクション(ハウスオブフィンユール)は自社の製品の生産の約半分を日本で行うほど強いリレーションシップを日本と築いています。
自分たちが作り上げたデンマークと日本との関係を絶やさず次の世代に伝えるために、日本に文化の交流ができる場所として最初はプライベートな場所として自分と近しい人たちのためのスキーロッジを計画していました。
ロッジの場所を探すため白馬を訪れた際に出会った現在のホテルとなるデンマークの森に似た環境に建つ素敵な建物に出会い、プライベートなロッジの計画は自分たちのフィン・ユールの家具の世界観を伝えるためのホテルという(本人たち曰く)クレイジーな計画に進展し、他に類を見ない家具メーカーが運営するホテルが出来上がる事になります。

ワンコレクションの創業者イヴァン・ハンセンとハンス・ヘンドリック・ソーレンセンは常に人々といい関係でいられるよう心がけてきました。このホテルもその一環です、昼間楽しんだ後、は自然とラウンジに誘われるように皆さんで飲んだり、フィン・ユールの家具に身を委ねリラックスできる場所となっています。

デザインとインテリア

現在ホテルとなっている建物は昭和52年に建てられたペンションです、その昭和の建物が『古いオリジナルを生かしながらシンプルで機能的な空間を作り出す』デンマーク流の改装を受けデンマークと日本が融合した建物に生まれ変わりました。
インテリアはフィンユールの家具に合わせた日本の古い道具たちがアクセントとなってデンマークにも日本にも偏らない調和のとれた空間を生み出しています。

ホテルには全5室の客室とダイニングルーム、館内数カ所のラウンジやバーがあります。
5室の客室は余計なものを取り去ったシンプルで高い天井によって狭さを感じない作りになっており、全ての部屋がが違った種類の椅子で構成され、メインとなる椅子の名前が部屋の名前になっています。
客室よりもホテルのメイン空間となる館内4箇所の共用のラウンジは、窓から差し込む光や照明によってそれぞれの時間に違う表情となり様々な過ごし方ができる空間になっています。

オーナーの一人、ハンス・ヘンドリック・ソーレンセンからみなさまへ

『私たちのホテルは自分の家のように心地よく快適に過ごしてもらえるヒュッゲな場所でなければならない。』それが私たちのホテルに込められた思いです。
フィン・ユールの家具で構成された特別な場所ですが、日々の生活と同じようにリラックスして過ごして頂けるような空間を作っています。
周辺には季節ごとの様々な楽しみがあり、館内には地元のドリンク類があり、夕食は近所で地元の食材を使った夕食を楽しみ、夜は快適なデンマークの寝具に包まれ一日を終える。
このホテルでそんな快適な時間、デンマークのヒュッゲを体験してみてください。

HOUSE OF FINN JUHLについて

2000年にワンコレクション(ハウスオブフィンユール)はフィン・ユールの家具の製造販売を行う権利をフィン・ユールの未亡人であるハンネ・ヴィルヘルム・ハンセンから与えられています。以来、ワンコレクションはフィン・ユールの作品の製造販売だけでなくその世界観を守り伝えるように活動し、現在ではフィン・ユール作品は全世界に流通するようになりました。
ワンコレクションはフィン・ユールの作品だけを集めその世界観を伝えるため独立したブランドとして『HOUSE OF FINN JUHL』として展開し、ブランド名と同じHOUSE OF FINN JUHLを各国の販売店が運営するフィン・ユール作品に特化したショールームの名前に使っています。
ワンコレクションはフィン・ユール作品の生産で日本と強力な関係を築いている事もあり、唯一のメーカー直営のホテルとしてのショールームHOUSE OF FINN JUHL HAKUBAをオープンしました。